雪あそび(あんのみけ/COMIC快艶編集部) 雪あそび(あんのみけ/COMIC快艶編集部)ネタバレ・あらすじ・感想
あの夏の日から、時間は静かに過ぎていった。けれど、胸の奥に残った熱だけは、消えることなく燻り続けている。季節は巡り、冬。親の代わりに姪の面談へと足を運んだ士郎は、思いがけない再会を果たす。そこにいたのは、かつて強く印象に残った少女・のどかだった。久しぶりの対面に、士郎はどこかぎこちなさを隠せない。しかし当ののどかは、まるで何事もなかったかのように自然体で接してくる。その軽やかな態度が、かえって士郎の胸をざわつかせる。言葉の端々や、ふとした仕草。何気ないやり取りの中で、二人の距離は近づいているのか、それとも試されているのか――。やがて抑えきれなくなった感情が、静かな空間へと二人を導く。冬の冷たい空気とは裏腹に、再び熱を帯びはじめる関係。過去と現在が交錯するなかで、二人が選ぶ答えとは――。